2019-10-23
ゝシルス
Shirusu
静岡県生まれ
1994年 東京造形大学卒業
在学中から拾ったもので制作を続ける。
2012年 ゝシルスとして活動
「ゝ」と書いて「シルス」と読みます。今は亡き義祖父の名です。広告の裏はメモ代わりに、使い古したタオルは雑巾に…そんな方でした。声なきものへの畏敬の念を忘れない姿勢は、私も年を経るにつれ、大切なことだと思うようになりました。その想いを受け継ぎたく、「ゝシルス」として活動しています。
海に流れ着く流木、道端に転がっている金属。手に取らなければそこで朽ちていくであろうもの。そんな素材と向き合い、新たな命を吹き込みたいとの想いで制作を続けています。
静岡県在住
URL https://shirusu463.jimdo.com/
![](http://misorogi2019.nonc.jp/wp-content/uploads/2019/10/3ab4bd3f2f9a21bb065b01a30000e6f7.jpg)
13~30cm 木
![](http://misorogi2019.nonc.jp/wp-content/uploads/2019/10/fcb54742daa1a5834e227c79bd708685.jpg)
28cm 木
![](http://misorogi2019.nonc.jp/wp-content/uploads/2019/10/d30c349fc8f40ec37dfd006a95df29e3.jpg)
14cm 木
![](http://misorogi2019.nonc.jp/wp-content/uploads/2019/11/mountain-explorer-1024x681.jpg)
14cm 木)
どの作品にも通底することですが、素材はすべて拾ったものです。
手に取らなければそこで朽ちていくものに絵を描いています。
何もないところから創りあげるのではなく、拾ったかたち(制約)を活かしつつ、
その制約を組み合わせて作品にしています。
子どもが紙になぐり描きをして、出来たかたちがたまたま虫や動物に見えることで、
「これは〇〇だよ」と題名をつけることがあると思います。
私の創作過程もそれに似ています。
好きなかたち、面白いかたちを組み合わせることで見えてくるかたちに
顔を描き、手足をつける…のようなことをしています。
「声なきものへの畏敬の念」を忘れない…
「Mottainai spirit」を大切にする…
かたくいえば、経済至上主義、消費社会への問いかけともいうのでしょうか。
それがすべての作品に共通のテーマです。
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