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2019-10-23

クサボン

Kusabon

福岡県出身
九州造形短期大学(環境デザイン科)卒業後、独学で人形作りを始める。
幼少時代より続いている身近な廃材を用いた工作や人形作りは、「図工アート」「エコアート」などと呼ばれ老若男女に親しまれている。2012年より日韓交流の、ワークショップやイベントに携わっている。
2016年 NHK「旅するフランス語」人形制作担当。
現在ダンス公演、演劇舞台公演の舞台芸術、衣裳担当。

2013年より参加した展覧会
チーム・コヤーラ主催創作人形展 (東京)、ART OF DOLL (ロシア)、HELLO TEDDY!(ロシア)、FANTAMIMA!(東京)、ART DOLL EXPO (中国)、SPRING DOLL FESTIVAL(ドイツ)他多数              
福岡県在住

URL https://www.facebook.com/kusabon/

Instagram @kusabon06

今回のテーマである「自然の静けさ」を思ったとき、植物や枝葉、つた、など長年かけて成し得た形や色が浮かびました。
朽ちてゆく形もその1つであると思った私は、まず、イメージに近いドンゴロス(麻袋)やくたびれた布きれを、紅茶やコーヒーで染め上げ、作り出された形に糸や毛糸を思い思いに重ねて行きました。
自然を感じながらの作業ですが、進めてゆくにつれ、明らかに人物になって行くのを感じました。よく人を月や太陽、星などに例えるように、森や山や水もまた、自然であり人であると感じられた瞬間でした。
そのように出来上がった人形は、自然界のヌシの様なイメージです。
会場では、その周りで遊んでる妖精たち(小さなブローチ人形)も展示しています。
ぜひ、会場で様々な視点で見て頂けると嬉しいです。

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